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セキュリティ

コンピュータシステム

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コンピュータシステム

【インタフェース】
◆SCSIに関する記述として、適切なものはどれか。#13

  1. 端末とモデムとの接続用に開発されたインターフェースであり、JISX5101で規格化されている。
  2. ハードディスク用インタフェースとして開発されたものを、その他の入出力機器まで使用できるように拡張した規格である。
  3. バス幅が32または64ビットで、プロセッサと独立した自動コンフィギュレーション機能を持ち、パソコン用の高速I/Oバスの主流になっている。
  4. ボードコンピュータやワークステーションに多く使用されている。IEEE1014で規格化され、32ビットの標準バスとなっている。

解答:

【ファイル・データアクセス】
◆順編成ファイルのアクセス方法の特徴として、適切なものはどれか。#13

  1. 直接アクセス記憶装置では使えない。
  2. バッファの個数分だけ先読みできる。
  3. ページと呼ぶ単位で入出力を行う。
  4. レコードごとに相対アドレスを持つ。

解答:

◆データのアクセス方法のひとつであるハッシュ法に関する記述として、適切なものはどれか。#10

  1. キーがわかっていても、1回の物理的なアクセスだけでは目的のレコードを検索できないことがある。
  2. シノニムレコードを格納するための入出力回数は、ホームレコードの2倍である。
  3. 対象レコードの全てを格納できる大きさを確保すれば、シノニムは発生しない。
  4. レコードの平均アクセス時間は、データベースの大きさに比例する。

解答:

◆データモデルの3層スキーマ構造を表す適切な組み合わせはどれか。#14

  1. 外部スキーマ、概念スキーマ、内部スキーマ
  2. 外部スキーマ、スキーマ、内部スキーマ
  3. 副スキーマ、概念スキーマ、記憶スキーマ
  4. 副スキーマ、スキーマ、記憶スキーマ

解答:

◆クライアント/サーバシステムにおいてデータベースアクセスを行う際に、クライアントからサーバへSQL文を送らないことによって、ネットワーク負荷を軽減する機能はどれか。#14

  1. 2相コミット機能
  2. グループコミット機能
  3. サーバプロセスのマルチスレッド機能
  4. ストアドプロシージャ機能

解答:

【待ち行列理論】
◆M/M/1の待ち行列モデルに関する記述として、正しいものはどれか。#9

  1. サービス時間は指数分布に従う。
  2. 単位時間に到着する客数は指数分布に従う。
  3. 待ち行列の長さには制限がある。
  4. 窓口は複数個のことがある。

解答:

◆公衆電話網を使ってチケット予約をするシステムがある。予約依頼トランザクション1件のシステム処理時間は平均6秒であり、予約依頼トランザクションは平均10秒に1回発生する。トランザクションを処理中に他のトランザクションが発生した場合、システム内で待ち行列を作る。この待ち行列はM/M/1モデルに当てはまるものとすると、システムの平均応答時間は何秒か。#9

  1. 9
  2. 15
  3. 16
  4. 24

解答:

◆あるオンラインシステムにおいて、トランザクション件数が1時間で5,000件あり、トランザクション1件当たりの平均処理時間が0.3秒であった。このオンラインシステムの処理にM/M/1の待ち行列モデルが適用できるものとするとき、1トランザクション当たりの平均処理待ち時間はおよそ何秒か。#13

  1. 0.13
  2. 0.17
  3. 0.21
  4. 0.51

解答:

◆トランザクションの平均到着率がλ、平均サービス率がμのM/M/1待ち行列モデルがある。この待ち行列モデルで、平均到着率および平均サービス率がいずれも2倍になったときの説明として、適切なものはどれか。#12

  1. 系内の平均待ち行列の長さは1/2になる。
  2. 系内の平均待ち行列の長さは2倍になる。
  3. 平均応答時間は1/2になる。
  4. 平均応答時間は変わらない。

解答:

【性能評価】
◆コンピュータシステムの性能評価法のひとつであるベンチマークの説明として、適切なものはどれか。#14

  1. システム構成やシステムの応答性能を改善するために、プログラムの実行状態や資源の利用状況を測定し、評価する。
  2. 対象システムのモデルをプログラムとして作成し、時間経過を追って動作させることによってシステムの動作状況を記録し、評価する。
  3. 命令を分類して、それぞれの使用頻度を重みとした加重平均によって全命令の平均実行速度を算出し、評価する。
  4. 利用目的に適合した特性を持つプログラム群を実行して、入出力や制御処理を含めたシステムの総合的な処理性能を測定し、評価する。

解答:

◆性能評価指標として用いられるSPECintに関する記述のうち、適切なものはどれか。#12

  1. 1秒間に実行可能な浮動小数点演算回数であり、主に科学技術計算の性能尺度として用いられるが、超並列コンピュータの評価指標としても用いられる。
  2. 1秒間の平均命令実行回数であり、一般的には、設計法、構成部品で評価結果が異なる。同一コンピュータメーカー、同一アーキテクチャのコンピュータシステム間のCPU性能比較に用いられる。
  3. OLTPシステムを対象としており、CPU性能だけでなく、磁気ディスク装置の入出力やDBMSの性能まで含めた評価が可能である。
  4. 整数演算を実行するいくつかのベンチマークから得られる、CPU、メモリシステム、コンパイラのコード生成の性能を評価するために使われる。

解答:

◆本社と工場の間を専用線で接続して、伝票1件当たり192バイトの本文データに64バイトのヘッダを付加した電文を、同期伝送方式で1時間当たり162,000件送信できるようにしたい。回線速度を64,000ビット/秒、回線利用率を60%とすると、専用線は最低何本必要になるか。#13

  1. 2
  2. 3
  3. 4
  4. 5

解答:

◆伝送速度が128キロビット/秒の回線を用いて、128×103バイトのデータを転送するために必要な時間はおよそ何秒か。ここで、1件の電文の長さは128バイトであり、100バイトのデータを含む。電文の送信間隔(電文の末尾から次の電文の始まりまで)は、平均1ミリ秒とする。#12

  1. 2.6
  2. 8
  3. 10
  4. 12

解答:

◆データ長8ビット、ストップビット長1ビットの調歩同期式のデータを、伝送速度1,000ビット/秒の伝送路によって連続して伝送するとき、1つのキャラクタが到着した後、次のキャラクタが到着し終わるまでの時間の最小値は何ミリ秒か。#9

  1. 8
  2. 9
  3. 10
  4. 11

解答:

【信頼性】
◆フェイルセーフに関する記述として、適切なものはどれか。#13

  1. システムが誤動作したときでも、常に安全側にシステムを制御する。
  2. システムの機能に異常が発生したときに、すぐにシステムを停止しないで機能を縮小させて運用を継続する。
  3. システムを構成するコンポーネントのうち、信頼性に大きく影響するものを複数備え、システムの信頼性を高める。
  4. 不特定多数の人が操作しても、誤動作が起こりにくいように設計する。

解答:

◆信頼性の高いシステムを構築する方式で、次の特徴を持つものはどれか。#12

システムの一部で障害が発生しても、他のコンピュータに処理を肩代わりさせることで、システム全体のダウンを防止できる。また、複数のコンピュータに処理を分散させ、システム全体のパフォーマンスを向上させることもできる。

  1. クラスタリング
  2. ストライピング
  3. ホットスワップ
  4. ミラーリング

解答:

◆図のような信頼度の回線でシステムを構築している。東京-札幌間で通信を行う業務量が増加してきたので、同区間の信頼性を高めるために、迂回回線を設けることにした。東京-札幌間の信頼性を0.90以上にするためには、迂回回線の信頼度は最低限いくら必要か。#13

   仙台○--0.70----○札幌
       |      /
       |0.90  /
       |   /迂回回線
       |  /
   東京○/

  1. 0.27
  2. 0.37
  3. 0.63
  4. 0.73

解答:

◆図に示すシステム構成で、全体の稼働率を表す計算式はどれか。ここで、このシステムが正常に稼動するためには、ディスク装置は2台とも正常でなければならないものとし、各サイトの端末は、それぞれ少なくとも1台が正常でなければならないものとする。#12

 ------       -----    
------ サイトA  
 | ディス装置
|----|       |---|-端末
    |

 ------       |       |---|---端末 |
 ------       |  CPU  |    ------ サイトB
 | ディス装置
|----|       |---|-端末    
|
 ------       |       |---|---端末 
|
                 ----- 
   ------

   装置         稼動率
 ディスク装置(1台)    D
 CPU             C

 端末(1台)         T

  1. D2CT4
  2. D2C(1-T2)2
  3. D2C(1-(1-T)2)2
  4. (1-D)2C(1-T2)2

解答:

◆システムの信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。#10

  1. 遠隔保守はMTBFを短くし、システムの稼働率を高くする。
  2. 機能分散したシステムは、縮小運転することによってMTTRは短くなる。
  3. システムを構成する機器を直列に接続すると、MTBFは長くなる。
  4. 予防保守はMTBFを長くし、システムの稼働率を高くする。

解答:

◆X銀行は、勘定系オンラインシステム、情報系オンラインシステムおよびバッチ系システムの3つのシステムを、アベイラビリティがともにAの3台のコンピュータに分担させて運用している。要求されるアベイラビリティは、勘定系オンラインシステムが最も高く、自系のコンピュータを使用できないときは、バッチ系システムまたは情報系オンラインシステムのコンピュータを使用する。
 このとき、システムの切り替えなどに要する時間は無視できるものとする。勘定系オンラインシステムのアベイラビリティはどれか。#11

  1. A3
  2. 1-(1-A)3
  3. 2A-A2+A3
  4. 3A2-2A3

解答:

◆メモリの誤り制御方式で、2ビットの誤り検出機能と、1ビットの誤り訂正機能をもたせるのに用いられるものはどれか。#13

  1. 奇数パリティ
  2. 水平パリティ
  3. チェックサム
  4. ハミング符号

解答:

◆4桁の10進数の一の位の数字を2倍、十の位の数字を22倍、百の位の数字を23倍、千の位の数字を24倍して得られる値の、合計の最下位の数字をチェックデジットとした場合、4桁の10進数5432のチェックデジットはいくらか。#11

  1. 2
  2. 4
  3. 6
  4. 8

解答:

【データベースの活用】
◆蓄積されたPOSデータから「缶ビールを購入する顧客は、スナック菓子を同時に買い求める傾向にある」というような、データベースに蓄積された大量のデータを分析して、新たな情報を得ることを表す用語はどれか。#13

  1. データウェアハウス
  2. データエンティティ
  3. データマート
  4. データマイニング

解答:

◆データマイニングに関する説明として、適切なものはどれか。#13

  1. 個人データ、部門別データ、サマリーデータなど、分析者の目的別にきりだされ、カスタマイズされた分析用のデータである。
  2. 時系列に集められた、更新処理をしないデータの集合であり、基幹業務のデータベースとは別に作成され、データ分析などの利用が主目的のデータである。
  3. 多次元分析を促進するための機能の集合であり、スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどのインタラクティブな操作を通じて、分析者の意思決定を支援する。
  4. ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って、大量に蓄積されているデータから、顧客購買行動の法則などを探し出す。

解答:

◆データマイニングに関する記述として、適切なものはどれか。#11

  1. 大量のデータを統計的な手法で分析し、単なる検索だけでは発見できない隠れた規則や相関関係を導き出すことである。
  2. データウェハウスに格納されたデータの一部を、特定の用途や部門用に切り出して、別のデータベースに格納することである。
  3. データ処理の対象となる現実の情報をもとに規定した、データの構造、意味および操作の枠組みのことである。
  4. 複数の属性を持つデータを格納し、属性項目の組み合わせによるさまざまな分析を短時間で行うことである。

解答:

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