最近、インターネットでよく目にする「30分で弾けるバイオリン講座」をご存知でしょうか。
以前からバイオリン弾いてみたいな〜と思っていた私は、迷いつつも購入してみることにしました。
教材だけのコースと、楽器セットのコースがありました。
楽器セットは生のバイオリンと電子バイオリンの2種類あります。
ちょっと迷ったのですが、バイオリンはとりあえずネットで買うことにして教材だけのものを買ってみました。ネットで買ったバイオリンは2万円くらいの安いものです。
とりあえず続くかどうか分からないので、弾けるようになったら良いものを買おうと思いました??
届くのがめちゃ早い!
バイオリンと教材を同じ日に申し込みましたが、教材はすぐ届きました!あまりの速さにびっくり。
1週間ほど遅れてバイオリンが到着しました。
さっそく教材を開いてみました。
こんな感じで丁寧に梱包されています。でも過剰包装ではないのでエコでした。
DVDの解説がメインで、補足用としてテキストが付いています。どうやら最初は準備編というDVDを見ていくようです。取り出し方や楽器の構え方、肩当てという器具をバイオリンに装着します。
この肩当ての向きが分かりにくかったので、ちょっと迷子になりました。
でもDVDを見ながら先生と同じように付けてみて、どうにか付けられました。
そのあと弓に松脂を塗りましょうとのことで、バイオリンの付属品に付いていた石鹸みたいなものを弓にゴシゴシとこすりつけました。説明だと、新品の弓のときは相当付けないとならないと言っていたので、かなりゴシゴシやりました。
で、トントンと端っこを叩いて白い粉を落とすと言われたので、同じようにやってみました。
さあ、いざ、と構えて。
弓の持ち方も丁寧に教えてもらったので、同じように。
先生の言う通りに弓を動かしてみます。
「で、でたーーーー!!」
音が鳴りました!!感動です。
あ、足りない…
それから、チューニングという音程を合わせる作業があります。
ここで困りました。
私は楽器だけ買ったので、チューナーという機械がありませんでした…。
最初から楽器セットを買っていれば付いてきたのですが、ここで早くも不足品が出てきました。そこで慌ててチューナーを買いました。(※もし楽器をご自分で買われる方は必ずチューナーも買っておくと良いです。)
2日ほど待ち、チューナーが届いて、練習再開です。
このチューニングに少し苦戦しました。ペグというところをくるくる回せばいいと思って回したのですが、すぐ反対方向に回って緩んでしまうんですね。
あれ〜?と思って、もう一度DVDを見直しました。
分かりました…。
先生が何度も仰っていたのに、私はちゃんと聞いていませんでした。ペグを押し込みながら回さないと止まらないんですね(涙)
今度はちゃんと止まって、正しい音で弾けるようになりました。
これが選んだ決め手!!
そして、私がこの教材を選ぶ決め手となったのが!!
指板に貼れるシールです。
これを貼っておけば、押さえる場所が分かりやすいので初心者でも美しい音で弾けるのだそうです。
これを貼るのはコツが大切です。
最初適当に貼ってしまったのですが、ちゃんと真上から見て、台紙の線の位置に合わせてシールを貼っていきます。
これまた、楽器セットを買っていれば、シールを貼って届けてくれるのでラクだったのにな〜と少し後悔…。
どうにかシールも貼れて、というか、私が人よりちょっと不器用なので皆さんはもっとラクにシールも貼れると思います。かなり親切に作ってあるのですが、不器用さんには面倒な作業かもしれません。
とはいえ、これさえあれば簡単にバイオリンが弾けるそうなので、頑張って貼っておきましょう〜。
ここまでが準備だそうです。
アチャーな感じですが、まあ最初だけなので許します。
いよいよ曲を弾いてみます!
ここから30分で本当に曲が弾けるのか、ちょっと時計を気にしてレッスンを受けてみます。
(しばしDVDを見ながら弾いてみる)
お?お?
おーーーーー!!!!
結果、私の場合は27分で1曲弾けましたよ!
感動したのが、ドレミとか難しい話がなくて、いきなりシールの押さえる場所と押さえる弦を教えてくれます。それを押さえて弾く、押さえて弾く、とやっていると曲になります?
これなら確かに、日本語が分かる方なら誰でも弾けそうな気がします。
まあ、最初はとってもカンタンな曲なのですが(笑)
でもバイオリンが弾けた!という感動は大きいですね。
誰かに「見て見て!」って言いたくなります。
30分で弾ける、というのは準備を除いてということなので若干誤解を招きそうではありますが、実際に弾き始めてから27分で曲が弾けたので、嘘ではなかったです。
まだまだここから練習していけば、最終的には「情熱大陸」も弾けるようになるそうです。
またそこまでの道のりは順を追ってご紹介できればと思います。
というわけで、結論。
「バイオリン弾いてみたいけど、習いに行くのは面倒」とか
「試しに弾いてみたいな」という人。
あとは
「近くにバイオリン教室がない」
「短期間である程度弾けるようになりたい」
という人にもオススメです。
ここから実際の教材の内容や動画や、他の方の感想など見られます。
⇒ 池田晴子先生のバイオリン教材について
※楽器セットはよく売り切れになってます。もし在庫があるなら即買いかもしれません。